2011年10月31日

「少女時代」第二幕

「少女時代」が3rdアルバム「The Boys」で華々しいカムバックを果たした。所属事務所である「SMエンタテインメント」の公式YouTubeでそのステージ映像が公開されている。10月21日放送のミュージックバンクに出演した時の模様だ。


タイトル曲の「The Boys」は、マイケル・ジャクソンや今を時めくレディー・ガガのプロデュースも手掛けるテディ・ライリーが作曲・編曲を担当。楽曲のみならず、パフォーマンスやファッションに至るまで、まさにワールドワイドな展開を感じさせる渾身の1曲にまとめ上げられている。

ちなみに、2つ目の映像はデビュー曲の「다시 만난 세계/タシマンナンセゲ(また巡りあう世界)」。新曲のイメージとは全く違う爽やかなパフォーマンスが本当に初々しい。デビューから4年、彼女たちは確実に成長を遂げているのだ。


前作「Hoot(3rdミニアルバム)」の発売から約1年、ファンが待ち望んだ今作は「新たな一歩」を踏み出すきっかけとなる象徴的なアルバムに仕上がった。「少女時代」第二幕の始まりと言っても過言ではない。世界進出を果たしていく中で、日本で見られる機会が減ってしまう…と残念がるファンも多いかもしれないが、世界に打って出る彼女達の勇姿を暖かく見守っていこうではないか。


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2011年10月29日

大人になってカムバック

「Love Power」「Love Bingo」「Love Parade」のラブ3部作を日本で展開してきた「大国男児」が、去年7月の「ふらふら」以来1年4か月ぶりに韓国でカムバックする。タイトル曲は「LADY」。日本でのキャッチフレーズ「クリーミー系弟アイドル」というイメージとは少し違った大人っぽいバラード。日本活動での成長をも感じられる秀逸な楽曲に仕上がった。


大国男児(テグンナマ)は平均年齢18才の最年少アイドルとして登場し、昨年3月「憧憬少年」で韓国デビュー。さらに、9月からは本格的な日本活動の準備をするため日本に滞在、今年4月「Love Power」で待望の日本デビューを果たす。歌唱力は言わずもがな、情報番組やバラエティのMCを自在にこなせる日本語能力の高さも彼らの大きな武器だ。

2つ目の映像は前回のプロモーション楽曲「ふらふら」。デビュー曲「憧憬少年」のあどけない少年のイメージを残しつつ、より男らしい雰囲気を前面に押し出している。この映像では歌が少し不安定に聞こえるが、メロディー、ダンスパフォーマンスともかなり力を入れて作られている印象だ。個人的に、私が最も彼らに合っていると感じた作品である。


「大国男児」のプロモーション形態は「KARA」や「FTisland」のそれとよく似ている。韓国と日本で全く違うタイプの楽曲をリリースすることでアーティスト性の広がりを演出し、ファンを積極的に開拓していこうという戦略だ。「2PM」や「MBLAQ」も日本オリジナル曲で戦っているという点で、同じタイプにカテゴライズされるのだろう。ちなみに、1年4か月ぶりとなる大国男児の韓国カムバック曲「LADY」は11月初旬に発売される。



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2011年10月28日

K-POP LOVERS!

11月28日、タワレコからコンピレーションアルバム「K-POP LOVERS!」が発売される。チャン・グンソクの貴重な音源や2PMが担当したCMソング、一部には今回が初CD化という音源も…。K-POPファンは是非とも持っていたい一枚だ。


このところ超新星の話題が続いているので、アルバムの収録曲の中から彼らの曲をご紹介しよう。韓国ドラマ「サイン」のOSTに収録された「別れる日」というミディアムナンバー。日本語楽曲の多い彼らの中では最も新しい韓国語楽曲だ。中々の名曲である。



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2011年10月27日

「議政府306補充隊」

超新星のリーダーで、日本活動の柱でもあったユナクくんが25日、韓国軍に入隊。仕事仲間の30代女子2名に誘われ、急きょ私も彼の見送りに行ってきた。メンバーとの交流ができる2泊3日のツアーも組まれていたのだが、我々はあくまで個人活動での訪韓だ。今回もご多分にもれず、現地を訪れていたのはほぼ100%女性と言ってもいい。


京畿道(キョンギド)にある議政府(ウィジョンブ)306補充隊。入隊者はまず基礎訓練を受けるため、こういった訓練所のある施設へ入るのだ。入隊者とその家族や友人は中に入れるが、ファンとて部外者が施設内に入ることは許されない。ツアーの参加者がかなり多かったらしく、ユナクくんの挨拶などはこの写真の左奥に作られたスペースで行うとのこと。自前で来た人たちへの対応は特にないとのことで、我々は仕方なく正門前で待つことに…。

入隊式は午後1時半から。この日のソウル市内は最高気温が12度とかなり冷え込んだが、天気が良かったのでさほど寒さは感じない。街の木々は黄色や赤に色づき、すでに冬の様相を見せていた。日本でいえば、札幌くらいの気候にあたるのかもしれない。


1時20分ごろだっただろうか、事務所スタッフや軍の関係者に囲まれたユナクくんが我々のいる正門前にやって来た。写真には写っていないが、キャップをかぶった本人はしっかりと目に入ってきた。

正門前は中へ入る入隊者の家族と見送りに来た日韓のファン達が入り乱れて人だかりに…。ユナクくんはずっと手を振ってくれてはいたが、がっちりとガードされたまま立ち止まることなく施設内へ入って行ってしまった。


取材カメラが何かを捉えようと逆を向いたので、私もそちらを見てみると、そこには彼を見送るメンバー達が立っていた。涙はもうないが、表情に笑顔はない。少しわかりにくいが、写真には「ジヒョクくん」と「グァンスくん」が写っている。

入隊式が始まって約15分。彼らを乗せた事務所の車が早々と中から出てきた。混乱を避けるため、門から歩いて出てくることはなかった。それに続いて、ツアーのバスが左奥のスペースから続々と出てくる。バスは全部で20台近くはあっただろうか、1台に30人は乗っているとすれば、ツアー参加者は少なく見積もっても500人は下らないということだ。バスが出払った頃、我々もこの場を去るように言われる。


皆さんがネットやテレビなどでご覧になったであろう、ユナクくんの挨拶と別れのシーンを直接見ることは出来なかったものの、少しではあるが、正門前で彼らの姿を実際に目にすることが出来たので、足を運んだ甲斐はあったと言える。

この日入隊した韓国人男性は約500人。果たしてこうした現場に足を運ぶことが日本人として相応しい行動なのかどうかは迷ったのだが、もし入隊する人物が近しい存在なら、たとえ国籍は違っていたとしても絶対に見送りには来たはず。普段決して見ることの出来ない貴重な体験をさせてもらったと解釈してみようと思っている。


帰国便は仁川発21:20発。我々は帰りがけに韓国一の繁華街「明洞」に立ち寄る。CDショップをのぞいてみたのだが、韓国であまりリリースのない超新星のCDは1枚しか店頭に置いてなかった。そう言えば、軍施設の前でファンが持っている横断幕を見た韓国の人たちが口々に「あ~、超新星か」的な反応だったことを考えると、彼らの知名度は日本での方が格段に高いことが伺える。

映像は、そんな超新星の韓国語楽曲「アンニョン(さようなら)」。この曲はデビュー当時の2007年の曲で、今月16日にさいたまスーパーアリーナで行われた、入隊前最後のファンミーティングでも久しぶり披露されたとのこと。もちろん永遠の別れではないのだが、単純に曲名と曲調がピッタリということで選ばせて頂いた。4年前の彼らの姿が何とも初々しい。


日本活動の大黒柱でもあったユナクくんの入隊はファンにとっては寂しいことだが、韓国人男性なら誰しも通らねばならない道だ。従軍期間は1年8か月と聞く。日本進出の後続組には日本語が堪能なグループも多く、虎視眈々と日本での成功を狙っている。残された5人のメンバー達にはしっかりと「超新星」という看板を守っていってもらいたい。地固めはしっかり出来ているのだから…。

超新星JAPAN OFFICIAL SITE
http://www.choshinsei.com/
 
 
 
 
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2011年10月23日

男に生まれた宿命

私がずっと応援している韓国の6人組ユニット「超新星」のリーダー、ユナク君が今月25日に韓国軍に入隊する。「超新星」は彼が帰ってくるまでの約2年間、5人での活動を余儀なくされるわけだ。12日に発売されたアルバム「4U」をもって、しばらく6人揃った姿は見られなくなる。


韓国の男性芸能人が避けて通れない問題、それが「兵役」だ。韓国人男子は19~29才までの間に約2年間の兵役が義務づけられている。ご存知だとは思うが、朝鮮半島は未だ南北で戦争をしていることになっていて、あくまで「休戦」の状態が続いているだけなのだ。有事の際は最前線に兵士としてかり出されることもあり得るということ。

世が世なら、日本男子の私が韓国軍に入隊する韓国人に対して「頑張ってこい」という気持ちを送るのはどうかと思うが、もし友人であったなら、たとえ国籍が違っていてもはなむけの言葉は送るはず。あくまで超新星の一ファンとして、静かに彼を見送りたい。


11月5日には、2作目の主演映画「僕たちのアフタースクール」が公開される。撮影は夏だったので、もちろんユナク君も出演している。全国公開の映画とは言え、あくまでファン向けの作り。出来栄えを過度に期待されても困るのだが、「超新星」の入門(?)としてはお薦めの作品だ。

彼の入隊にあたり、日本人ファンのために韓国でのお見送りツアーも企画され、多くの日本人が入隊式に参加するのだとか…。実は、10月25日は韓国では「独島の日」と制定されていて、各所で反日デモが行われる可能性もある。大声で日本語で叫ぶことなどのなき様、行かれる方々には是非とも常識ある行動をお願いしたい。いくらファンとて、こうしたことに無知であってはならないのだ。



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2011年10月16日

「ウィンターマジック」

私のイチオシ「KARA」の日本第5弾シングル「ウィンターマジック」が10月19日に発売されるのだが、そのティーザー映像がユニバーサルミュージックジャパンの公式YouTubeで公開された。


9月に韓国で発売した「STEP」も本国で軒並みトップを独占するなど絶好調で、韓国語でありながら、日本の主要配信サイトでも既に1位を獲得。勢いもそのままに日本での活動を再開させる。

冬のスタンダードソングを狙ったかのようなミディアムバラード。日本市場をしっかり捉えた親しみやすいメロディーが彼女たちの飾らない魅力と相まって素晴らしいJ-POPに仕上がっている。強力な日本のアイドルグループが同日発売のため、CD売り上げでトップは難しそうだが、確実にロングセラーを狙えそうな力作だ。ご一聴あれ!



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2011年10月14日

僕の彼女に手を出すな

「BOYERIEND」の2ndシングルアルバムが発売され、リードトラックの「내 여자 손대지마(僕の彼女に手を出すな)」のミュージックビデオが、所属レコード会社の公式YouTubeにて公開された。


「BOYFRIEND」は今年5月に「Boy Friend」でデビュー。「K.Will」や「SISTAR」などが所属するスターシップエンタテインメントが送り出す初の男性ユニット。既にデビュー前から“イケメングループ”としてネットユーザーの間で話題となっていた男性6人組のアイドルグループだ。

メンバーのミンウは、「K.Will」の”口を開くことができなくて”のMVで「IU(アイユー)」と共演。また、幼いころからテレビ出演の経験を持つヨンミンとクァンミンは双子の兄弟である。2つ目の映像は彼らのデビュー曲「Boy Friend」。


グループ名からもわかるように、今までの男性グループとは一線を画し、「男らしさ」より「身近な存在」「かわいらしさ」を印象付けようということなのだろう。「かわいらしさ」とは言っても、単に幼いのではなく、少年が大人になっていく段階の一番輝く時期を大事に見せようとしている。

これまでのグループが男性目線で作られたアイドルだとすれば、「BOYFRIEND」は女性目線で育てられたアイドルと言えるかもしれない。新人が続々と登場する中にあって、他との差別化がキッチリ図られているという点で、いいスタートが切れているのではないだろうか。


 
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2011年10月9日

シンクロ率「99.9%」

以前、韓国の男性7人組「INFINITE(インフィニット)」の「俺のものになれ」というインパクトのある曲をご紹介したところ、熱心なファンの方々から「INFINITEが日本デビューします!」という旨のメールを頂戴した。今回のブログはそんな反響にお答えする形で、彼らの楽曲をさらにご紹介させて頂く。

日本デビュー曲に選ばれたのは、今年の1月に韓国で発表された「BTD(Before The Dawn)」という曲。映像はそのオリジナル版だ。「夜が明ける前に」と訳せるが、日本語版のタイトルも「BTD」となる。


この曲でもまた、日本人男性には少々気恥ずかしい歌詞を堂々と披露。印象的なイントロとメロディ、そして、シンクロ率「99.9%」と評判のダンスパフォーマンスに心を打ち抜かれる女性も多いだろう。全員がVTRを逆回ししたかのように後ろ向きに立ち上がる「スコーピオン(さそり)ダンス」は圧巻だ。(2'20"付近)

そして、もう一つはプライベート映像が満載の「She's Back」という曲のミュージックビデオ。「BTD」とは違い、AKB48の「ポニーテールとシュシュ」男版といった趣きの爽やかアイドル路線で仕上げている。メロディーラインが実に心地よく、何度聞いても飽きが来ない。


こんなことを言っては失礼かもしれないが、度が過ぎないイケメン具合(?)もちょうどいい。歌唱力、そして何よりダンスパフォーマンスの完成度が高いので、ある程度日本語が使いこなせれば、確実にファンを獲得できるだろう。

女性グループに比べ、日本進出過剰気味とも思えるK-POP男性グループにあって、彼らは両国のみならず「アジア圏」でも活躍できる可能性を秘めていると私は思う。「INFINITE」という名前を是非覚えておいて頂きたい。日本正式デビューは11月19日だ。



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2011年10月2日

さよならと言わないで

今回ご紹介するのは、9月に入ってから「さよならと言わないで」というバラードでチャート1位を独占した女性デュオ「DAVICHI(ダビチ)」だ。映像はレコード会社の公式ミュージックビデオである。

「DAVICHI」は2008年1月にアルバム『Amaranth』でデビュー。抜群の歌唱力を持つ「イ・ヘリ」とインターネットアイドル出身の「カン・ミンギョン」で構成されたグループ。バラードを中心にヒットを飛ばし、プロジェクト活動やドラマのサントラ、フィーチャリングなどでも高い人気を誇っている。


この「さよならと言わないで」は1年3か月ぶりに発表された楽曲。6分40秒のミュージックビデオに描かれた切ないエピソードストーリー(本人出演)も相まって、幅広い年齢層から支持を集める。ビルボードコリアチャートでは3週連続でトップを独走。彼女たちの歌唱力が多くの人たちを魅了した。

韓流ドラマの挿入歌に使われそうな歌謡曲風のメロディーラインが日本でウケるかどうかは別として、個人的にはこういうタイプのK-POPも、是非日本に進出してもらいたいと思っている。


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