2014年2月10日

「CNBLUE」ベストアルバム

2月5日、「CNBLUE」の韓国楽曲を集めたベストアルバム「Present」がリリースされた。韓国でリリースされている1枚のフルアルバムと5枚のミニアルバムから、選りすぐりの20曲を2枚組に収めた。映像は2012年3月にリリースされた「Hey You」の公式NV。キャッチ―なメロディが印象的な春らしい楽曲である。


「CNBLUE」は4人組のバンドユニット。2009年に日本で路上ライブを中心に活動を開始し、インディーズで2枚のシングルを発売。2010年1月に韓国で正式デビューを飾る。リーダーのチョン・ヨンファはドラマ『美男(イケメン)ですね』に出演し、ルックスと演技力で注目を浴びた。2011年10月、ワーナーミュージック・ジャパンから、「In My Head」でメジャーデビュー。ルックスと音楽性を兼ね備えた実力派バンドとして、日本でも多くのファンを獲得している。

※YouTubeの映像に関して
映像は権利者サイドが無償で公開しているものですが、ダウンロードする行為は「違法」となりますのでご注意下さい。当ブログではYouTube映像を「共有」させて頂く形でご紹介しています。視聴すること自体に何ら問題はありません。

2014年2月7日

Rainbow BLAXX「Cha Cha」

韓国の芸能事務所「DSPメディア」に所属する7人組女性ユニット「RAINBOW」から『Rainbow BLAXX(レインボーブラック)』という4人組の派生ユニットが誕生。映像は1stミニアルバムのリード曲「Cha Cha」の公式MVだ。


『Rainbow BLAXX』のメンバーはオ・スンア、コ・ウリ、キム・チェギョン、チョ・ヒョンヨンの4人。若々しさを誇った最初のユニット『Rainbow PIXIE』とは正反対の妖艶で挑発的なセクシーさをコンセプトにしている。韓国ではすでに「下品」なのでは?との声も上がっているようだが、楽曲としては「RAINBOW」らしくかっこいい仕上がりであることに違いない。同じ事務所の先輩でもある「KARA」の活動が危ぶまれる中、彼女たちの動きに注目だ。

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2014年2月3日

K-POPと嫌韓論

私はK-POPが好きでこのブログを運営しているが、決して韓国という国を全面的に支持している訳ではない。個人的にはそうした両方の感情が入り混じって当然と思っていたのだが、どうやら世の中のすう勢はもっと極端なものらしい。

土曜夜の情報番組で『嫌韓』の話題を取り上げていた。かつて独学で韓国語を学び、K-POPの大ファンだった女性が、2012年に李 明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島に上陸したことをきっかけに「嫌韓論」が高まったことで、一気に韓国が大嫌いになったのだという。通いつめていた新大久保へもそれ以来全く足を運ばなくなり、今回取材で久々に訪れた韓国料理屋では、店主に対し政治的な不満をぶちまける始末…。


さらにその女性は、「K-POPが国策だと知って失望した」と声を大にして言っていたのだが、そんなことも知らずに傾倒したのであれば、それはあまりに無知であろう。韓国が2000年代に入りソフト産業で世界に打って出ようと映画・ドラマやK-POPに力を入れ、特に日本をターゲットにしていたことは客観的に見ていればわかること。大体、国策だったとして、それが何だというのだろう?その程度のことで「嫌韓」に転じてしまうのはあまりに浅はかなのではないだろうか。

日本人はマスコミに影響されやすいと良く言われるが、その代表格が今回の様な女性なのだろう。にわかK-POPファンの多くは、韓国の良いところや悪いところを何も知らずに、上辺だけに飛びついていたということ。おそらく、にわか嫌韓論者の多くも単にマスコミやネットの論調を鵜呑みにして、今さら韓国を嫌いだと言いだしているに違いない。

人間、好き嫌いがあって当然であるし、決して改心させようなどと言っている訳ではない。私はマイナス面があたかも全てであるかのような低能で稚拙な態度・考えを批判しているのだ。コミュニケーションにおいて、他者を全ての面で認めることはあり得ないし、全てを否定することもまたあり得ない。あり得ない…というより、そういう極端な見方をすることは危険なのだということを是非わかってもらいたいのだ。


日本人として、竹島は誰が何と言おうと日本のものであるし、朴 槿恵(パク・クネ)大統領の「告げ口外交」や韓国政府が世界で行っている「独島キャンペーン」も気に食わない。アメリカの韓国系住民が、全く関係のない場所で「慰安婦像」を立てたことも理解しがたいし、アメリカで使われる教科書の「日本海」の表示に「東海(トンへ)」を併記するよう米国の州議会に申し出る行為にも違和感を感じている。

このように書くと、私は確実に「嫌韓論者」ということになるが、これだけ受け入れがたいことがあっても、私のK-POPへの興味が揺らぐようなことは全くない。もっと言えば、それとこれとを分けて考えられないことの方が私にとっては理解しがたいことなのだ。「K-POP好きの嫌韓論者」がいてもいいではないか。自戒の念も込め、皆さんにも物事の価値判断について改めて考えて頂きたい。