2011年10月29日

大人になってカムバック

「Love Power」「Love Bingo」「Love Parade」のラブ3部作を日本で展開してきた「大国男児」が、去年7月の「ふらふら」以来1年4か月ぶりに韓国でカムバックする。タイトル曲は「LADY」。日本でのキャッチフレーズ「クリーミー系弟アイドル」というイメージとは少し違った大人っぽいバラード。日本活動での成長をも感じられる秀逸な楽曲に仕上がった。


大国男児(テグンナマ)は平均年齢18才の最年少アイドルとして登場し、昨年3月「憧憬少年」で韓国デビュー。さらに、9月からは本格的な日本活動の準備をするため日本に滞在、今年4月「Love Power」で待望の日本デビューを果たす。歌唱力は言わずもがな、情報番組やバラエティのMCを自在にこなせる日本語能力の高さも彼らの大きな武器だ。

2つ目の映像は前回のプロモーション楽曲「ふらふら」。デビュー曲「憧憬少年」のあどけない少年のイメージを残しつつ、より男らしい雰囲気を前面に押し出している。この映像では歌が少し不安定に聞こえるが、メロディー、ダンスパフォーマンスともかなり力を入れて作られている印象だ。個人的に、私が最も彼らに合っていると感じた作品である。


「大国男児」のプロモーション形態は「KARA」や「FTisland」のそれとよく似ている。韓国と日本で全く違うタイプの楽曲をリリースすることでアーティスト性の広がりを演出し、ファンを積極的に開拓していこうという戦略だ。「2PM」や「MBLAQ」も日本オリジナル曲で戦っているという点で、同じタイプにカテゴライズされるのだろう。ちなみに、1年4か月ぶりとなる大国男児の韓国カムバック曲「LADY」は11月初旬に発売される。



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