2012年9月2日

K-POPに挑んだ人物①

韓国芸能人が日本で活動することは今や何の苦労もないが、逆に韓国の音楽界に日本人が入ることは本当に難しい。長い間日本文化が法律で禁止され、日本のCD販売が許可されたのが2004年だったという事実を見ても、いかに市場が閉鎖的なのかがわかる。それでもここ数年、何人かの日本人(在日韓国人含む)がK-POPの世界に挑んできた。


映像は、2008年にデビューした男性6人組の「A'ST1(エースタイル)」のデビュー曲「1.2.3.4.Back」。実は、このグループにはTOMO(藤原倫己)という日本人がメンバーとして加わっていた。彼自身は口を濁しているようだが、ただでさえ厳しい韓国芸能界にあって、日本人として活動することにはかなりのプレッシャーを感じていたに違いない。

2つ目の映像は2009年にカムバックを果たした「Dynamite」。この年は人気ドラマ「花より男子(韓国版)」のサントラにも参加するなど積極的に活動していたのだが、12月に入って突然所属事務所からグループ解散が発表された。


「A'ST1」は「SS501」や「KARA」が在籍する「DSPエンタテインメント」に所属。そんな大手事務所が「韓日中」の多国籍グループとの触込みで大々的にデビューさせたにもかかわらず、結局はデビューして2年も経たずにグループを終結させてしまったのである。彼は帰国後しばしの休息を経て「スターダストプロモーション」に所属。最近、テレビでもよく見かけるようになった。韓国での経験を生かし、是非とも日本の芸能界でしっかりと頑張ってもらいたい。


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